2017年4月27日木曜日

劇団 「河」の稽古を観てきました。

『詩と劇に架橋する十三章』

塔崎健二(故人) 作

2017年(平成29)6月上演予定

 稽古が旭川中央公民館で行われているのを知り、さっそく、4月23日(日)に見学してきました。入った瞬間、あの荒々しくもあり、時に繊細な、懐かしい台詞と詩句が、私の心を捕まえました。

左から2番目が豊島勉さん、その右に星由美子さん、お二人とも”熱い!”

真摯に取り組む役者のみなさん


気になる内容を劇団「河」HPより転記します。


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小熊秀雄童話集を軸とし、吉増剛造佐藤春夫吉本隆明他6篇の詩をコラージュしたものです。美しい言葉の詩ばかりです。ただ読むだけではなく、生身の声と体を使い、演劇的な想像力の世界を手作業によって作り上げていきたいと考えています。

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以下、私の感想です。

 昭和生まれとしては、興味が湧かないわけがないといった内容です。台詞の中に懐かしい、そしてあの時代をみごとに抉り取った詩句がちりばめられています。それだけでも、グッときます。
 もし、関心があるならば上記の詩人の詩を直接読んでみるといいのですが、若い方々には取っ付きづらいかもしれません。
その際は、
平川克美氏の『言葉が鍛えられる場所』(大和書房) ¥1,500+税、




を読むといいでしょう。あの時代の空気を感じることができます。

 豊島勉氏、星由美子氏がみっちりと熱い演出をされていて、否が応でも期待が高まりました。はやく詳細が知りたいですね。

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