2017年6月1日木曜日

市民劇場7月公演は『見すてられた島』青年劇場

 さて、加藤謙一事務所の『Be My Baby』の次の市民劇場の芝居は、

『見すてられた島』青年劇場

です。
7月13日(木)18:30〜
7月14日(金)13:30〜
上演時間 2時間50分

詳細は市民劇場HPへ
☎ 0166-23-1655
3条通り8丁目緑橋ビル1号館2F


 残念なことにこの題名を観ただけで、

「ああ沖縄のことね」と納得してしまう。

それほど鈍感になってしまった沖縄県民以外の日本人。

沖縄の犠牲のうえに我々の安穏が可能となっている。

その事実から目をそらさないためにも、観ておきたい芝居です。

 敗戦間際の混乱がちょっと違ったタイミングで推移していたら、
かつてのソビエトと北海道の関係は、
今の沖縄とアメリカの関係に似たものになっていたのかもしれない、

なんて考えてしまうのは、考えすぎでしょうか。


 初演が2014年、それから3年経って、事態はいい方向に向かうどころか、ますます悪化の道を突き進んでいるように見える。戦後70年、変わらず沖縄には米軍基地が居座り、大金を「思いやり予算」として支払っているにもかかわらず、アメリカ優位の地位協定が沖縄の人々を苦しめる。日本はまるでアメリカの属国のようだ。というのは、地位協定の基本はNATO地位協定なのだが、比較すると日米の地位協定とはかなり違いがある


 ともあれ、沖縄の人に日本と関係を持つようになって以来、碌なことにならない歴史が続いている、と評価されても仕方がないのではないか。辺野古基地の問題に到っては、言うに及ばない。(とても語りきれない)

 今回の舞台が、今までと違った視点で沖縄問題を考えるきっかけになるといいですね。
1972年に米軍基地がなくなった北海道に住む我々は、特に沖縄の人たちの願いを噛みしめなくてはならない。


以下のリンクも参考にしてください。


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