意欲溢れる熱演に、観客も大きな拍手!
カフカに挑戦した高校生たち
熱い芝居でした。カフカを扱うのは勇気のいる挑戦だったはず。難解きわまりないカフカを高校生なりに必死に理解しようとした結果、密度の濃い芝居となっていました。深化という面では、物足りなさも感じましたが、大人でもできるのか?といわれると「ゴメン」としか言えない題材に果敢に挑んだ勇気。最大限の拍手です。
簡潔な装置が潔かった
舞台装置は単純だけども、締まった造りでした。開帳場を有効に使っての芝居もよく考えられているなぁと感心しました。高校生は伸びしろが大きい
さまざまな学校が集まると、さまざまな都合が出てきて、ぶつかることも、うまく折り合えないことも起ったこともあったかと想像しますが、それらを含めて密度の濃い時間を過ごしたんだろうなぁ。メリメリと音を立てての成長が観客にまで伝わってきた時間でした。帰り道歩きながら話していた人たちに聞き耳を立てると、あの若いが故の独特な熱気に刺激されたのか、声が弾んでいる人が多かった。観客の皆さんも満足して帰宅しているようでした。
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